G大阪がPK戦5―4でC大阪との開幕ダービーを制し、観衆4万人超えのアウェーで歓喜の輪をつくった。立役者は元日本代表G…

 G大阪がPK戦5―4でC大阪との開幕ダービーを制し、観衆4万人超えのアウェーで歓喜の輪をつくった。立役者は元日本代表GK東口順昭(まさあき、39)だ。両チーム4人連続でPK成功。東口はC大阪5人目のMF阪田との駆け引きで重圧をかけ、ポストに当てさせて阻止。直後に成功して勝負を決めた味方のMF安部と抱き合って喜び「(1月の宮崎)キャンプからPKの練習で調子良かったので、どれだけ生かせるかワクワク感があった。前向きに、いけました」と会心の笑みを浮かべた。

 2021年シーズン以来5年ぶりの開幕スタメン。期するものはあった。「そんなに遠ざかっていたのかとは思うけど、(先発に)帰ってこられたので、やっていることは間違いない」と日々の練習を信じた。

 今季就任したドイツ出身のイェンス・ビッシング監督(38)は、日本で迎えたトップリーグでの初指揮を白星で飾り「最高の気分」と笑顔。「ピッチ内で判断してよくやってくれた」と選手たちをたたえた。1つ年下の指揮官に1勝目を届けた東口は「チームはこれで自信を持って次に進めるので、すごい大事な勝利でした」と、かみ締めた。頼れるベテラン守護神が、15年天皇杯以来のタイトルを狙うG大阪をさらに強くする。(田村 龍一)