ノルディックスキー・ジャンプ女子は、日本時間8日午前2時45分から個人ノーマルがいよいよ行われる。 今季のW杯で6勝を…

 ノルディックスキー・ジャンプ女子は、日本時間8日午前2時45分から個人ノーマルがいよいよ行われる。

 今季のW杯で6勝を挙げる丸山希(北野建設)の金メダル、そして、日本勢メダル第1号の期待がかかる。 ジャンプ陣は、2日にイタリア入りし、5日初飛び、6日も練習を行い本番前に6本のジャンプを飛び調整した。昨夏に行われたサマーグランプリ(GP)後にジャンプ台が改修され、カンテ(飛び出し口)の角度が下がるなどしたため、感覚をつかむのに苦労していたが、5日に「しっくりこない」と話した丸山も、6日には「修正できた」と手応えを伝えている。

 初五輪でも「普通です」とまったく物おじしていない。自然体ならさらに金メダルの可能性は高まる。

 18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)にもチャンスがある。昨季からW杯で表彰台に立てていないとはいえ、踏み切りで本来の鋭さが戻っている。足を前後して着地するテレマーク姿勢も安定してきており、高梨らしいビッグジャンプが出れば、逆転での女王奪回はある。

 チームの柱、伊藤有希(土屋ホーム)は、今季、助走路の滑りが安定せず苦戦している。ただ、W杯9勝を挙げる実力者。本番に合わせてくれば、当然、メダルに手が届く。

 3大会連続出場の勢藤優花(オカモトグループ)が台風の目。ジャンプ台こそ改修されているとはいえ、今夏のサマーGPで3、2位と結果を出した。当地のジャンプ台の助走路は、日本の山形・蔵王のジャンプ台のように、緩やかでGが感じづらい台だが、勢藤は「相性がいい」と好感触をつかんでおり、浮上の余地は十分ある。

 2季連続でW杯個人総合を制している怪物ニカ・プレブツ(スロベニア)の壁は高いが、4人一丸で挑その牙城を崩しにいく。