<全日本プロレス:幕張大会>25日◇千葉・幕張メッセメインイベントで3冠ヘビー級王座戦が行われ、王者宮原健斗(36)が2…
<全日本プロレス:幕張大会>25日◇千葉・幕張メッセ
メインイベントで3冠ヘビー級王座戦が行われ、王者宮原健斗(36)が22分16秒、シャットダウンスープレックスホールド(相手の腕を抱え込むようにクラッチして投げる2段式ジャーマン)で213センチ、145キロの“巨人”タロース(34)を見事投げ、3カウントを奪った。宮原は4度目の防衛となった。
宮原は20分すぎ、タロースに投げ飛ばされてコーナーにたたきつけられ、さらに「鉄板が入ってるだろ」と怪しんでいた右足のビッグブーツを顔面に突き刺されてフラフラに。それでも健斗コールに後押しされ、ブラックアウト(ジャンピング・ニーバット)4連発で一気に流れを引き寄せると、この日3度目のトライにして、ようやく最後にシャットダウンスープレックスを決めて勝利をものにした。
宮原は試合後のマイクで「2メートル13センチ、タロースをシャットダウンしてやったぜ」としてやったりの表情。するとそこへ前3冠王者の斉藤ジュンが現れた。
ジュンは「宮原健斗、最高の試合だったぜ。おめでとう。やっぱりあんたにそのベルトは良く似合う。だが、お前以上に似合うやつがいるのを知っているか? この俺、斉藤ジュンだ」と語りかけ、さらに「2月23日、大田区大会で俺の挑戦を受けろ! 23日は弟レイの復帰戦もある。斉藤レイの完全復活、そして斉藤ジュンが3冠チャンピオンになる。23日大田区大会を斉藤ブラザーズの日にしてやる」と日付まで指定して挑戦を直訴した。すると宮原の答えはまさかの「受けない」だった。
宮原は「斉藤ブラザーズの日なんて言ったらな、多数の仙台の、東北のファンがかけつける。そしたら俺にとってアウェーだ。だからやらない」と謎理論できっぱり拒否。「いいか、なぜ俺がスーパースターと言われたか教えてやろうか。アウェーで試合をしてないからだ! 俺は会場の人気がないと試合がしたくないんだ。2月23日、大田区総合体育館で試合を組まれた日にゃ、斉藤ブラザーズの日で会社も背中を押すだろう。そんなアウェーの中、俺は挑戦を絶対に受けない」と、王者なのに人間の小さいところを垣間見せてファンからブーイングを浴びた。
それでも宮原は「ファンの意見なんて関係ないから!」と暴言まで吐いて、かたくなに2月23日の王座戦開催を拒否して幕張を後にした。