「大相撲初場所・千秋楽」(25日、両国国技館) 横綱決戦は両横綱が対照的な表情を見せた。豊昇龍が頭から鋭く当たり、右を差…
「大相撲初場所・千秋楽」(25日、両国国技館)
横綱決戦は両横綱が対照的な表情を見せた。豊昇龍が頭から鋭く当たり、右を差し下手を取ると、左上手もがっちり取って大の里を圧倒するように寄り切った。
豊昇龍は冬巡業で痛めた左膝が悪化しながら場所を務めた。9日目の熱海富士戦では一方的な内容で金星を配給。10勝と2桁に乗せたが、淡々とした表情で「気持ちが切れるところもあったけれど、最後まで取ろうと思った。優勝を逃して言い訳できない。来場所頑張りたい。膝を治すのが大事。最後は勝って終わりたかった」と語った。
大の里は豊昇龍に敗れ通算2勝9敗となり「最後しっかり勝ちたかったが、よくなかった」と口にする表情は、どこか晴れやかだった。先場所痛めた左肩に不安を抱えたまま強行出場し、途中3連敗で休場危機に陥いるも巻き返して10勝。今場所を「長かったですね。これほど長い15日は初めてだった」と振り返り「これを糧にして、次の場所はしっかりやります」と前を向いた。