1月25日の京都5R・3歳新馬(芝1600メートル=18頭立て)は、池添謙一騎手が乗った1番人気のペイジャー(牡3歳、…

 1月25日の京都5R・3歳新馬(芝1600メートル=18頭立て)は、池添謙一騎手が乗った1番人気のペイジャー(牡3歳、栗東・福永祐一厩舎、父エピファネイア)が先行策から直線の競り合いを制し、初陣を飾った。首差の2着に7番人気アヴィオン(長岡禎仁騎手)が入り、さらに2馬身半差の3着に15番人気のメメボス(菱田裕二騎手)が入った。勝ちタイムは1分35秒9(良)。

 勝ったペイジャーは23年のセレクトセール当歳セッションで3億3000万円の高額で取引された。半兄に福永調教師が騎手時代に騎乗し、21年のスプリンターズS・G1を勝ったピクシーナイトや22年のラジオNIKKEI賞を勝ったフェーングロッテンがいる良血馬。馬主はアメリカのエクリプス賞・最優秀古馬ダート牡馬部門を受賞したフォーエバーヤングの藤田晋氏。

 返し馬でも元気がよく、序盤は行きたがるのをなだめながらの追走で、スピード感あふれる走り。直線では先に抜け出した2着馬を追って、ゴール前できっちりとかわした。若さを見せながらも、勝ち切るあたりがさすがだった。

 池添騎手は「ちょっとまだハミ受けとか、気性的に課題もすごくありますが、持っているものはいいものを持っているし、これを経験して改善していければ。今日は力だけで勝ってくれた、粗削りなレース。これからもっと良くなってくると思う」と喜んだ。

 管理する福永調教師は「粗削りの極み。脚元も難しいし、乗り難しい馬。距離もギリギリだと思う。ジョッキーがよく我慢してくれました。(ピクシーナイトだけでなく)フェーングロッテンも乗ったことがあるし、ゆかりの血統です。当歳セリからずっと期待していた馬です。順調にいかなかったけど、牧場の方たちのおかげでデビューができ、勝ち切れて良かったです」とほっとした表情だった。