◆テニス ▽全豪オープンテニス第8日(25日、メルボルン・ナショナルテニスセンター) 【メルボルン(オーストラリア)25…

◆テニス ▽全豪オープンテニス第8日(25日、メルボルン・ナショナルテニスセンター)

 【メルボルン(オーストラリア)25日=吉松忠弘】2024年パリ・パラリンピック車いすテニス男子シングルス金メダルの小田凱人(東海理化)が、今年の最大の目標と掲げているのが、「無敗」と「年間4大大会全制覇」だ。27日に開幕する車いすテニスの本戦組み合わせが会場で行われ、小田は「勝ち続けることで見えてくるものがある」と話した。

 昨年の全豪の決勝で、ライバルのアルフィー・ヒューエット(英国)に敗れた。年頭の4大大会で準Vに終わり、あっけなく年間4大大会全制覇の夢は潰えた。「どこかに慢心があった」。しかし、それ以降は連勝街道をばく進。結局、昨年はその1敗しただけで、全豪決勝後、28連勝。その中には、全米を制し、生涯4大大会全制覇の快挙もあった。

 先週のメルボルンオープンも制し、現在、32連勝中だ。「(昨年の全豪以降が)すごい濃かった。昨年のここの記憶は、めっちゃ昔に感じるぐらい。連勝記録が続いている流れで、行けるとこまで行く」。

 年間で4大大会すべてに優勝する全制覇は、まだ男子シングルスでは成し遂げられていない偉業だ。ウィンブルドンにシングルス種目が加わったのが2016年。それ以前、全豪、全仏、全米の3大会を年間で制したのも、2009、10、14、15年の国枝慎吾ただ1人だ。