◆第2回小倉牝馬S・G3(1月24日、小倉競馬場・芝2000メートル、良) 第2回小倉牝馬S・G3は24日、小倉競馬場で…
◆第2回小倉牝馬S・G3(1月24日、小倉競馬場・芝2000メートル、良)
第2回小倉牝馬S・G3は24日、小倉競馬場で行われ、ジョスランが中団外から差し切り、重賞初勝利。手綱を執ったクリストフ・ルメール騎手(46)=栗東・フリー=は史上8人目のJRA全10場重賞制覇を達成した。02年12月7日の中京でのJRA初騎乗から9511戦目での到達となった。
思わず顔がほころんだ。ルメールはこん身の力で左ステッキを振り下ろし、末脚を伸ばすジョスランを鼓舞した。手に汗握る叩き合いを頭差でV。ウィナーズサークルでは馬上から満面の笑みを浮かべ、両腕でガッツポーズをつくった。「ベリーベリーハッピー。すごくうれしい。重賞をコンプリートできたので良かった」。表彰式では7人目の達成者である松山がプラカードを持って登場。喜びを分かちあった。
素質あふれる良血馬を完璧にエスコートした。21年に有馬記念などG1・3勝を挙げ、年度代表馬に輝いたエフフォーリアの全妹。「絶対に重賞を勝つ馬だと思っていたし、勝てて良かった。牝馬にとっては大事ですから」と価値ある1勝をかみしめた。鹿戸調教師は「もともと楽しみな血統で期待されていたが、大きいところを取れなかった。もう1つ上を狙ってみたい」と宣言。名手と冬の小倉を彩った血統馬は、歩みを止めることなくG1の勲章を目指す。(山本 理貴)
◆ジョスラン 父エピファネイア、母ケイティーズハート(父ハーツクライ)。美浦・鹿戸雄一厩舎所属の牝4歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算6戦3勝。総獲得賞金は1億116万4000円。重賞初勝利。馬主は吉田和美氏。