短期免許で来日中のトール・ハマーハンセン騎手=ドイツ=が前日23日に引退が分かった同郷の名手、アンドレアシュ・シュタル…
短期免許で来日中のトール・ハマーハンセン騎手=ドイツ=が前日23日に引退が分かった同郷の名手、アンドレアシュ・シュタルケ騎手の引退を惜しんだ。
突然の知らせではなかった。「今シーズン中かその前には引退したいと聞いていましたが、こんなに早いタイミングとは思いませんでした」。1989年に騎手免許を取得しドイツでダービー8勝、10回リーディングを獲得した大先輩とは、実は家も近所で幼い頃から親交があった。「本当に特別な存在です。人望が厚く優しい人。若手ジョッキーに対しても手助けしてくれますし、レース以外でも私がアドバイスを必要としたときはいつでも親切にしてくれました」と人間性も絶賛した。
一番の思い出は、パラディウムに騎乗してシュタルケ騎手騎乗のボルナに勝った24年のドイツダービーだという。「鼻差でアンディに勝ったレースですね。彼には申し訳ないという気持ちはありますが、私にとってのレジェンドであるアンディに勝てた。レース後はハグをしてくれました(笑)」と笑顔があふれた。
本人から引退後のプランはまだ聞いていないが、これからも付き合いは続いていく。「競馬に携わっていなくても、夏にはバーベキューをしたり、これからも友人として付き合っていきたいです!」。昨年まで2年連続で独リーディングに輝いた名手は強いリスペクトを胸に、意思を引き継いでいく。