「大相撲初場所・13日目」(23日、両国国技館) 熱海富士が初優勝への可能性を残した。阿炎との3敗対決を突き落としで制…
「大相撲初場所・13日目」(23日、両国国技館)
熱海富士が初優勝への可能性を残した。阿炎との3敗対決を突き落としで制した。静岡出身力士で初、史上初となる連敗スタートからの賜杯を狙う。新大関安青錦は横綱豊昇龍を上手投げで破り、2敗と単独トップを守った。関脇霧島は獅司との3敗対決を寄り切り、大関経験者が13場所ぶり3度目の復活優勝を狙う。大の里は大関琴桜を寄り切り9勝目。熱海富士は霧島との3敗対決に臨み、安青錦は勝ったことがない大の里に挑む。元横綱武蔵丸の武蔵川親方(デイリースポーツ評論家)は、熱海富士の取組内容を高評価し賜杯争いに言及した。
◇ ◇
結びの一番は安青錦が低く低く攻めることを徹底して2敗を守った。これで豊昇龍には先場所の優勝決定戦を含めて5戦全勝。安青錦は自分の力を出し切っているけど、横綱は攻めがちょっと遅かったな。立ち合いに重みがないよ。体が反っているので、中途半端な差しになっている。あれでは力の伝わり方にも限界があって、相手を起こすことができない。もっと中に入らないといけないよ。
安青錦が単独首位をキープしたけど、優勝争いはまだ分からないよ。14日目はこれまで3戦全敗と一度も勝ったことのない大の里戦。大の里もここにきて3連勝と復調しているし、注目の一番になるね。3敗で追う霧島、熱海富士も思い切りのいい相撲で流れをつかんでいる。残り2日間、楽しみだね。