ノルディックスキー・ジャンプ女子で18年平昌五輪銅メダリストの高梨沙羅(クラレ)が23日、札幌市内でホテルで行われた2…
ノルディックスキー・ジャンプ女子で18年平昌五輪銅メダリストの高梨沙羅(クラレ)が23日、札幌市内でホテルで行われた2月開幕のミラノ・コルティナ五輪代表会見に出席し、4度目の五輪に向けて「すべての五輪に大きな思い入れはありましたし、ターニングポイントになりました。4年間の日々の積み重ね、生活もそれを軸に回ってる実感はある。自分にとってそれほど大きなものであるのは変わりないですが、それまでの目の前の試合に集中しながらオリンピックでこれまで積み重ねたものを出せる舞台にできればいいなと思っています」と気を引き締めた。
今大会から女子の種目にラージヒルが加わった。その点に質問がおよぶと少し考えて「質問なんでしたっけ?」とおちゃめな部分も見せながら「挑戦するチャンスがもうひとつ増えるというところで、女子もようやくパフォーマンスが認められた証拠。そこに向けて大倉山もラージですけどそのあとのビリンゲンだったり、そこで自分のパフォーマンスをラージよりにフィックスできるようにしたい」と話す。
大事にしている言葉を聞かれると「焦らず、慌てず、諦めず」と10代のころから胸に秘める言葉を挙げた。
本番のジャンプ台は、25年夏のグランプリ(GP)で実際に飛んでいる。改修され新しいジャンプ台のプロフィールに変更されているが「飛び出しからフライトが高い印象。新しいジャンプ台の感じだとは思うけど、少し変わった部分にいち早く自分にフィックスできるようにしたいなと思う」と本番へイメージを膨らませていた。
昨季はキャリア初の表彰台なしに終わったとはいえ、22日の山形・蔵王で行われたW杯蔵王大会2戦目に、1本目に出場飛型点52・5点の高いスコアたたきだすなど、復調気配を示している。
前回22年北京五輪では、混合団体でスーツ規定違反となり失格し、引退もよぎりながらもファンの応援に応えるため現役を続行し、4年間、自分のジャンプと向き合ってきた。五輪前最後の国内大会となる24日(23日は予選)からのW杯札幌大会に向けて「毎年、たくさんの人が応援してくれている。見ている人が感動できるビッグジャンプを飛んで、テレマークを入れて締めくくりたいなと思います」と高梨。4度目の舞台へ、雪辱を果たす態勢を着々と整えていく。