<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇22日◇北京国家体育館◇ペアショートプログラム(SP)【北京=勝部晃多】2月6日開…
<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇22日◇北京国家体育館◇ペアショートプログラム(SP)
【北京=勝部晃多】2月6日開幕のミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)代表で愛称“ゆなすみ”の長岡柚奈(20)森口澄士(すみただ、24)組(木下アカデミー)が、主要国際大会初のメダル獲得へ大きく前進した。
今季のグランプリ(GP)シリーズNHK杯で記録した従来の自己ベストを0・43点上回る、71・95点を記録。22年北京五輪金メダルの隋文静(スイ・ウェンジン)韓聡(ハン・ツォン)組(中国)に次ぐ、堂々の2位発進となった。
冒頭、森口が長岡を頭上に投げて回転し終えたところを再び受け止める3回転ツイストリフトを鮮やかに決めた。その後も、2人そろっての3回転ループや、長岡が森口に投げられながら跳ぶスロー3回転サルコーなども成功。演技後は笑顔でハイタッチを交わし、「ミスもあったけど、シーズンベストを更新できた。(感触は)いい感じだった」と喜びあった。
今季1年分の成長を示したSPだった。総合7位だった昨年の4大陸選手権から、SPは14・66点向上。1年前まで2回転だったツイストリフトも3回転となり、出来栄え点で大きな加点を引き出した。「1つ1つのエレメンツに自信を持って挑めるようになった」と長岡。森口も「積み上げてきたものが、ここにも出た」とうなずいた。
4大陸選手権や世界選手権の「チャンピオンシップス」では、SP上位3組に「スモールメダル」が送られる。初めてスモールメダルを首からかけた2人は、目を輝かせながら「SPとフリーの本物のメダルもゲットしたいという気持ちが高まった」と声を弾ませた。フリーは1日空いた24日に行われる。「メダルを取りたいけど、1度忘れて。練習を信じてやるだけかな」。初の主要国際大会のメダルで、2週間に迫った五輪へ弾みをつける。