<テニス:全豪オープン>◇22日◇オーストラリア・メルボルン◇女子シングルス2回戦世界ランク17位の大坂なおみ(28=フ…

<テニス:全豪オープン>◇22日◇オーストラリア・メルボルン◇女子シングルス2回戦

世界ランク17位の大坂なおみ(28=フリー)が、同41位のチルステア(35=ルーマニア)との対戦後に一触即発の事態となった。

試合は6-3、4-6、6-2で勝利。2年連続で3回戦進出を決めた。会場に不穏な空気が流れたのは、試合後の握手での場面。相手のチルステアがそっけなさそうに触れるだけだったため、大坂が声をかけると、不満そうな態度でまくしたてられた。

テレビ朝日系の「報道ステーション」に現地から生出演した日本テニス協会強化育成本部副本部長の松岡修造氏(58)によれば、発端となったのは最終セットの一コマだったという。相手がサーブミスをした際、自身を鼓舞するために発した「カモーン!」が、相手に挑発と受け取られたことが引き金となったと説明した。それを踏まえて松岡氏は「相手はしっかり握手しなかった。『あなたとは握手をしたくない』と。でも普通にあり得ること。なおみさんは集中の邪魔をされていら立っていた」と大坂の様子を伝えた。

勝利インタビューでも困惑気味だったといい、松岡氏は「次の試合も引きずりかねない」と大坂の精神面を不安視したが、会場の雰囲気で様子が変わったという。「(観客が)『ドントウォーリー! 忘れてしまおう』って(言っていた)。笑顔が戻ってきました!」。観衆からの励ましで、表情が明るくなったと伝えた。

大坂自身もインタビューでこの件について言及。「私はただ、良いプレーをしようとしました。彼女は良い選手ですし、これが彼女にとって最後の全豪オープンたったかもしれない。だから怒らせてしまったのなら申し訳ないです」と謝罪していた。