◆テニス ▽全豪オープンテニス第5日(22日、メルボルン・ナショナルテニスセンター) 【メルボルン(オーストラリア)22…
◆テニス ▽全豪オープンテニス第5日(22日、メルボルン・ナショナルテニスセンター)
【メルボルン(オーストラリア)22日=吉松忠弘】3度目の優勝に挑む世界ランキング17位の大坂なおみ(フリー)が2回戦でフルセット勝ち。しかし試合後、怒った相手から冷たい仕打ちを受けた。
同41位のソラナ・チルステア(ルーマニア)に6-3、4-6、6-2で勝ち、ネット越しに握手に向かったが、握手はしたものの目も合わせてもらえなかった。引き上げようとするチルステアに大坂から声を掛けたが、怒った相手は一方的にまくしたててクルリと背中を向けた。
大坂は言葉を返そうとしたが取り付く島もない冷たい態度に、その場でぼう然と立ち尽くし、あっけにとられた表情で主審を見た。コート上での勝利インタビューでは「私がカモンと言い過ぎたから、怒ったみたい。彼女にとっては最後の全豪だった。怒らせてしまって申し訳ない」と浮かない表情だった。インタビュアーが、自分を鼓舞するための声出しを誤解された可能性を指摘すると「そう思うんだけど…」と言葉に詰まった。
最終セット4―2の第7ゲーム、30―30でセカンドサーブを打つ前に、チルステアは「ポイント間で『カモン!』と言っていいのか」と主審に抗議。主審はサーブを打つ前だから問題ないという見解を伝えて試合は続行した。結果的に、大坂がこのゲームをブレイク。勝利を引き寄せただけに、今季限りで引退を表明している35歳のチルステアはいらだちが収まらなかったのかもしれない。