清水エスパルスはオフ明けとなった鹿児島キャンプ8日目の22日、鹿児島ふれあいスポーツランドで練習を再開した。FW北川航也…

清水エスパルスはオフ明けとなった鹿児島キャンプ8日目の22日、鹿児島ふれあいスポーツランドで練習を再開した。

FW北川航也(29)は、今季就任した吉田孝行新監督(48)の下でサイドの“新境地”に挑戦中。「得点とアシストを合わせて10」と目標を掲げる「明治安田J1百年構想リーグ」に向けて、この日も約1時間半のフルメニューを精力的にこなした。

  ◇  ◇  ◇

吉田監督を迎え、新体制でスタートを切った26年。プロ12年目の清水FW北川に、さらなる進化の予感が漂っている。「始動の時ぐらいに監督から前線3つのポジションを、ということを言われていた」。これまで主戦場だったセンターFWに加えて、新たなタスクが与えられている。

今季初実戦となった20日のJ3ギラヴァンツ北九州との練習試合(40分×3本)では1本目に、その“新境地”となる右ウイングで先発。同7分にはスルーパスを受けて同サイドを抜けだし、クロスでMFカピシャーバ(29)の先制点を演出した。3本合計2-1の勝利に貢献。いきなり結果も残した。

サイドでのプレーは、プロ1年目など過去にも経験はあるというが「立ち位置が違う分、よりゴールに近い所でできると思う。これまで経験したウイングとは違う」とフレッシュな気持ちで取り組む。「非常にインテンシティが高く練習も試合も相当きついけど、自分が伸びていくために必要なこと。(吉田監督が)求める以上のことをピッチで表現していければと思っている」と力強く続けた。

来月8日に名古屋との開幕戦を控える「百年構想リーグ」では、自身に数字も課す。「ゴールとアシストを合わせて10。自分の良さはアシストもできることだと思っている。去年はなかった分、取れれば幅も広がると思う」。

充実のキャンプも残り2日となった。最終日の24日には、J2磐田との静岡ダービーが控える。昨年は別メニュー調整で欠場した北川は「ここまでけがなどの問題もなくできている中で、開幕まで良い状態でいく上で実戦が大事になる。勝ってチームの共通認識を深めていくことが必要」と言った。結果と内容を求めてピッチに立つ。【前田和哉】