阪神前川右京外野手(22)が決意の肉体改造で勝負の5年目に挑む。21日、地元の三重県津市で行っている同郷の先輩・中日岡林…

阪神前川右京外野手(22)が決意の肉体改造で勝負の5年目に挑む。21日、地元の三重県津市で行っている同郷の先輩・中日岡林勇希外野手(23)らとの合同自主トレを公開した。

球場を使った打撃練習で鋭いライナーが右に、左に飛んだ。昨年に続く岡林との貴重な時間は2週間以上。「毎日学ぶことがたくさん。いい1日1日を過ごせています。守備も打撃もすごいので学ばせてもらっています」と感謝した。

肉体改造が重大テーマ。上半身は腹囲がすっきりして逆三角形になってきた。「上半身と下半身を結ぶ体幹部が弱いので、安定させたい。体脂肪が多くてスイングや体のキレがなくなっていたので、体脂肪を落として筋肉量を上げるように。現段階では順調です」と充実の表情だった。

実家に滞在中。両親の協力で苦手のブロッコリーや、良質な筋肉がつくささみなどを積極摂取。好き嫌いが多い22歳が、献立すべてを口に運んでいる。練習と食トレの成果で体脂肪は3~4%減の20%まで落ちた。近年では最も引き締まっている。目標は10%台中盤だ。

昨年は左翼のレギュラーとして開幕スタメンを張ったが、5月に失速して2軍落ち。ほとんど戦力になれなかった。24年に116試合に出場した若きバットマンは技術不足を痛感。体のキレを求める理由の1つが内角球への対応。巧打を誇る岡林からも助言を受けており、体と技術の両面からアプローチしている。

ドラフトで立石正広内野手(22=創価大)ら同学年が入団してきた。「高卒で入った4年間をプラスにできる1年にしないといけない。(新人は)非常に能力があると思う。勝っていかないと生き残れない。応援してもらえるのが当たり前じゃないと感じたので、もっと泥臭く必死にやる。しっかり満足した上で優勝旅行に行けるような年にしたい」。雪のちらつく極寒の故郷で、覚悟の炎を燃やしている。【柏原誠】