◆卓球◇全日本選手権 第2日(21日、東京体育館) 女子シングルスで3連覇中の早田ひな(25)=日本生命=が21日、試合…

◆卓球◇全日本選手権 第2日(21日、東京体育館)

 女子シングルスで3連覇中の早田ひな(25)=日本生命=が21日、試合会場で会見し、大会史上4人目の4連覇、歴代3位に並ぶ5度目Vへ意欲を燃やした。第1シードで22日の4回戦から登場する。24年パリ五輪で痛めた左腕も回復し、今年のテーマ「爆発力」で偉業達成を狙う。同日行われた女子シングルス3回戦は小学6年の松島美空(みく、12)=田阪卓研=が自己最高の4回戦に進んだ。

 おなじみの野球風ユニホームに袖を通した早田が、偉業達成へ集中力を高めた。22日の高森愛央(17)=大阪・四天王寺高=との初戦へ「優勝を目指して頑張りたい。また1からのスタート。全日本という舞台を楽しみ、一戦一戦頑張っていく」と意欲。4年連続5度目の日本一を見つめた。

 3連覇の会見で夢だった24年パリ五輪銅までの道を「シーズン1」とし、ここからは28年ロサンゼルス五輪の金を見据えた「シーズン2」に入るとした。この1年でパリ五輪で痛めた左腕が回復し、出せる技術が増えた。「苦しい時間が続いたが、自分と向き合い続けた」と昨年11月の世界ツアーで復活Vもあった。技術面で手応えを得た中で26年は「縦の幅」と表す「爆発力」を主に磨いていく。

 過去2大会は決勝で現在世界ランクで日本勢最上位の張本美和(17)=木下グループ=を倒した。今大会は世界トップ15に6人がひしめく激戦予報だが、「一試合ずつ強くなることが目標」と一戦必勝で嵐の中を突き進む。(宮下 京香)

 ◆早田のシングルスVで達成する記録

 ▽史上4人目の4連覇 1936~39年の保原キヨ、83~87年に5連覇の星野美香、92~97年に6連覇の小山ちれ以来

 ▽歴代3位タイの5度目制覇 小山の8回(6連覇を含む)、星野の7回(5連覇を含む)に次ぐ。5回では平野早矢香(3連覇を含む)、石川佳純(同)、大関行江(2連覇を含む)がいる。