<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子>◇個人第20戦◇21日◇アリオンテック蔵王シャンツェ(ヒルサイ…

<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子>◇個人第20戦◇21日◇アリオンテック蔵王シャンツェ(ヒルサイズ=HS102メートル)

4大会連続でミラノ・コルティナ五輪に出場する高梨沙羅(29=クラレ)が合計206・8点で9位だった。1回目93・5メートルで4位につけ、2シーズンぶり表彰台に迫ったが、2回目92・5メートルでライバルたちに逆転された。2日連続のトップ10入りも、「最後結果を出せずに申し訳ありません」と話した。

表彰台に届かず悔しさはあるが、笑顔があった。1回目、着地でテレマーク姿勢を決めた。「入った」。飛型点は全員が17点台をつけ、52・5点。今季自己最高得点に「入ったと思っても点数が出ない時がいくらでもあったので…ちゃんと入っている点数だったので安心した。ようやく形になり始めた」と手応えがある。

陸上トレーニングでは不安定な場所に片足で飛び乗ったり、降りたりを繰り返し、課題のテレマーク姿勢克服に取り組んできた。男子の小林陵侑らのアドバイスで、しならせながら着地できる柔らかめのスキー板を使用するようになったのも「生き残っていきたい」からだ。

次戦は23日開幕のW杯札幌大会。4度目五輪前最後の国内での大会となる。前の週の男子W杯札幌大会では日本勢が連日表彰台に立った。刺激を受け「私も頑張らなきゃいけない」と気持ちを奮い立たせる。五輪に向けて調子を高めていく。【保坂果那】