◇ノルディックスキー・ジャンプ W杯(21日、山形・アリオンテック蔵王シャンツェ) 女子個人第20戦(ヒルサイズ=HS1…
◇ノルディックスキー・ジャンプ W杯(21日、山形・アリオンテック蔵王シャンツェ)
女子個人第20戦(ヒルサイズ=HS102メートル)が行われ、2月のミラノ・コルティナ五輪代表の高梨沙羅(クラレ)が合計206・8点で9位だった。
1回目は不規則に吹く風をとらえて93・5メートルを飛び4位。3位にはわずか0・5点差。逆転を目指した2回目は風が当たらず91メートルと飛距離を伸ばせず順位を落とした。それでも「安定して2本そろえられたかなと思う。自分のやるべきことに取り組めたかなと思います」と納得していた。
昨季、自身のキャリアで初めて表彰台を逃した。今季もここまで4位3度、5位2度と表彰台に届きそうで届かない。ただ、光明もある。昨季のルール改正で足を前後にして着地するテレマーク姿勢の比重が高くなり苦戦していたが、1回目は5人のジャッジ宙4人が17・5点の高得点を出し、飛型点で出場選手トップタイとなる52・5点をたたき出した。取り組み続けた課題を克服し、復活しつつあるのは間違いない。「テレマークが入ったと思っても点数が出ない時がいくらでもあったので、どう取られるかなとは思っていましたけど、ちゃんと入っている点数だったので安心しました。ようやく地盤が固まり始めたかなと思います」とうれしそうだった。
23日から舞台を札幌に移し、日本シリーズは続く。4度目の五輪へ、地元から上昇気流をつかむ。