<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):スポルティング2-1パリSG>◇20日(日本時間21日)◇1次リーグ第7節◇…

<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):スポルティング2-1パリSG>◇20日(日本時間21日)◇1次リーグ第7節◇リスボン

スポルティング(ポルトガル)MF守田英正(30)が、ホームのパリ・サンジェルマン(フランス)戦で今大会7試合目にして初めて先発起用され、フル出場で2-1の劇的勝利に貢献した。

5-4-1の並びで右ボランチに入った。昨季王者パリSGの鋭い攻撃を受け続けた中、持ち前の強度の高い攻守と戦術眼を生かしてプレーした。

前半終了間際にはこぼれ球から右足でゴールを狙ったが、枠を外すと天を仰いだ。スポルティングにとっては最初のビッグチャンスだった。その後も沈着冷静に守から攻へのスイッチ役となり、巧みなボールキープからサイドチェンジのパスを送った。

試合はパリSGに押し込まれる時間が長く、後半半ばまでに2度ゴールネットを揺らされたがファウルやオフサイドでノーゴール。耐えながらワンチャンスを待った。

そして後半29分、右CKを起点にはね返されたボールをMFカタモが左足シュート。ゴール前の選手に当たり、左へ流れたボールをFWスアレスが右足で押し込み、スポルティングが均衡を破った。

ただタレント揃いのパリSGを封じるのは簡単ではなかった。途中出場したFWクワラツヘリアに後半34分、ペナルティーエリア外から弾丸ミドルを突き刺され、すぐさま1-1の同点とされた。

さらに耐える時間が続いたが、一瞬を逃さなかった。後半45分、中盤でルーズボールを守田が相手と競り合いながら収めると、近くの味方へパス。ここからの展開からカウンター攻撃を仕掛け、MFトリンコンのシュートを相手GKがセーブしたこぼれ球を再びスアレスが頭で流し込み2-1と勝ち越しに成功した。

この後5分のアディショナルタイムを守り切った。強豪パリSGからの勝ち点3で4勝目(1分け2敗)で勝ち点を13に伸ばした。暫定6位となり、残り1試合で決勝トーナメント(16強)にストレートインする8位以内も視野に入った。

今季はベンチスタートが続いた守田だが、16日の国内リーグ・カーザピア戦(3-0)に続くフル出場で存在感を見せた。昨年3月を最後に日本代表には招集されていないが、ワールドカップ(W杯)イヤーの2026年、「いぶし銀」の守田がその価値を高めている。