<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子>◇個人第19戦◇20日◇アリオンテック蔵王シャンツェ(ヒルサイ…

<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子>◇個人第19戦◇20日◇アリオンテック蔵王シャンツェ(ヒルサイズ=HS102メートル)

高梨沙羅(29=クラレ)は合計181・1点で日本勢2番手の10位だった。1回目87メートルで18位と出遅れたが、2回目91メートルで順位を上げた。「1回目から切り替えて2回目に臨めたのは、一つ探せばいいところだったかなと思う」と振り返った。

この日、全日本スキー連盟からミラノ・コルティナ五輪代表が発表され、4大会連続出場を決めた。前回の22年北京五輪では混合団体でスーツ規定違反による失格があり、現役引退も頭によぎるほど、悩んだ。それでも現役続行を決意したのは、「結果で恩返しするため」。4年がたち「今まで3回の五輪は全てに思い出がある。自分のターニングポイントになっている。4年ってスパンを自分に投じてかけているし、4度目の五輪も同じようにそうなので、自分の全てをそこでぶつけられるように頑張っていきたい。ターニングポイントになることは間違いない」と思いを口にした。

現在スタート部分を課題に取り組んでおり、スタート位置から離れてすぐに的確に重心に乗って、助走路を滑ることを意識している。「今まで教えてもらったことを生かしていくことが大事」と、習得に手応えを感じている。

蔵王のジャンプ台は、五輪の会場と同じくクロソイド曲線が採用されており、助走路から飛び出しまでのカーブが緩やか。「ここでイメージできたことを、イタリアに行った時にしっかりジャンプ台に落とし込むことができる」と、本番に向けて好感覚を得ていた。