微修正と原点回帰で勝負の年に備える。カブス今永昇太投手(32)が20日、高知市内での自主トレを公開。広島森、中日金丸とラ…
微修正と原点回帰で勝負の年に備える。カブス今永昇太投手(32)が20日、高知市内での自主トレを公開。広島森、中日金丸とランニングメニューやブルペン投球で汗を流した。昨季は左太もも裏の張りで戦線離脱した時期があったことから「まずはゆがんだ体を元に戻して。そして両足をしっかり強化して、体幹につなげていく」とテーマを明かした。
口にしたのは危機感だった。メジャー1年目の24年は15勝を挙げたが、昨季は9勝8敗、防御率3・73。チームとしても地区シリーズ敗退に終わり「このままじゃダメだなと思いましたし。体も心も強化する必要がある」と強い覚悟を持って高知にやってきた。
“投げる哲学者”らしく、己を徹底的に見つめ直した。オフはフロリダ州のトレーニング施設に通い「例えば左足と右足でジャンプの数値が違った。フィジカルを整えないと土俵に上がれないと感じたので、きっちりと診察してもらった」と体のズレを修正。一方で「毎年やっていることは大筋では変わらない。改めてオフシーズンのトレーニングが大事だという気づきはありました」とブレない姿勢も併せ持つ。
重要なシーズンになることは理解している。クオリファイングオファー(QO)を受け入れ、カブス残留を決断。「結果を出さなければ代わりがいる世界なので、唯一無二の存在にならなければいけない。ローテーションに穴をあけない。当たり前にいる人間になれたら」。世界一への挑戦が始まった。【水谷京裕】