<大相撲初場所>◇10日目◇20日◇東京・両国国技館豊昇龍(26=立浪)、大の里(25=二所ノ関)の両横綱は、そろって1…

<大相撲初場所>◇10日目◇20日◇東京・両国国技館

豊昇龍(26=立浪)、大の里(25=二所ノ関)の両横綱は、そろって10日目に出場する見通しとなった。2人はともに8、9日目と連敗し、いずれも6勝3敗。1敗でトップの霧島とは2差で、横綱に求められる優勝へ、後がない状況に追い込まれ、休場危機に直面していた。

豊昇龍の師匠の立浪親方(元小結旭豊)は、この日、両国国技館で報道陣の取材に応じ、出場可否を問われると「出るよ」と即答した。2日連続の金星配給となった、9日目の前頭熱海富士戦後の前夜、都内の部屋で2人で話したと説明。立浪親方は「(10日目以降の出場について)『どうするんだ』と聞いたら『やるしかないので』と言っていた」と、やりとりを明かした。ただ、場所前から痛め、サポーターを施して出場している左膝の状態について同親方は「痛いのは痛いみたい。病院には行っている」と話し、特に8日目あたりからは、痛みが増したのではないかと推測していた。

それでも同親方は、力なく押し出された前日の取組を引き合いに「あんな相撲じゃ恥ずかしい。お客さんに見せられるような相撲じゃない。(今後)様子を見て、あまりひどい相撲だと考える」と、厳しく話した。結果も内容も伴わないようなら、途中休場の可能性もあると説明していた。

また大の里の出場可否についても「出場するのか」の問いに、部屋関係者が「その方向で」と語った。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は審判部としての業務終了後、出場するかどうかの質問には回答しなかったが「ここ3日間、力が抜けているように見えるから、また修正してという感じじゃない」と、出場を前提としたような口ぶりで話しながら、足早に両国国技館を後にした。