<大相撲初場所>◇9日目◇19日◇東京・両国国技館2横綱、2大関の上位総崩れとなった天覧相撲の8日目に、結びの一番で顔を…
<大相撲初場所>◇9日目◇19日◇東京・両国国技館
2横綱、2大関の上位総崩れとなった天覧相撲の8日目に、結びの一番で顔をしかめるなどして、ケガが懸念された横綱大の里(25=二所ノ関)は、9日目に出場することになった。休場を知らせるホワイトボードに、しこ名を記されることはなく、正午前には師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が「横綱は出場しますか?」との報道陣の問いに「うん」と話し、うなずいていた。さらに大の里が両国国技館入りし、すでに大銀杏(おおいちょう)を結うなど出場準備を進めている。9日目は小結若元春と顔を合わせる。
前日は前頭伯乃富士に一方的に押し出され、金星を配給した。2敗目を喫して優勝争いのトップから陥落。関脇霧島、前頭阿炎を1差で追う展開となった。その前日の取組は、まだ両足が俵にかかり、逆転も十分可能な体勢ながら、痛そうに顔をしかめていた。そのままあっさりと土俵を割っていた。
前日の大の里は、取組後に天皇、皇后両陛下、愛子内親王殿下と、両横綱、両大関による懇談に出席後、報道陣に冷静な口ぶりで対応した。「また明日、しっかり頑張ります。残り1週間。1日1番に集中していきます」と、残り7日間も出場する決意を示していた。先場所千秋楽を休場する要因となった左肩痛が再発していないか問われても、終始、けむに巻き「また明日から」と繰り返した。
師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は、懇談会後、土俵を割る前に顔をしかめていたことについて問われ「内容が良くないから。(伯乃富士に)どこか苦手意識があるんじゃない。(左肩は)まだ話してないから、どういう状況か分からない」と話し、足早に引き揚げていた。