◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 最終日(18日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)猛チャージ…

松山英樹はシーズン開幕戦で最終日に状態を上げた

◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 最終日(18日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

猛チャージの予感に急ブレーキがかかった。前半6番、左ラフからの2打目をバンカーに入れた松山英樹は、ウェッジで下り傾斜に落としたボールをピン奥1.5mで止めた。大事なパーパットは傾斜で左に持っていかれてボギー。反撃ムードがしぼんだ。

直前まで3連続バーディを奪っていたからこそ口惜しい。スタート時の首位との6打差を詰めるには、いち早くスコアを伸ばしたい開始2ホールでパー。右ラフからピン右手前を攻めた3番のバーディで火がついた。4番(パー3)で5mを流し込むと、5番ではフェアウェイ左サイドからウェッジでピン右1mにピタリ。多くの日本人ギャラリーのボルテージを上げていた。

最終18番は2打目でイーグルチャンスを演出

「5番が終わってあと3つぐらい伸ばせたら、上位陣は嫌な感じでスタートしたと思うんですけど…。6番はティショットからうまくいかなくて、伸ばせなかった」

上がり2ホールの連続バーディがハワイのファンへの最後の報い。最終18番(パー5)、右ラフからの2打目で握ったクラブはPW。176ydをピン左2.5mに合わせ歓声を呼んだ。「最後がバーディ、バーディ、イーグルだったらトップ10に入れるかなと思った。イーグルパットはラインも分からず、うまくストロークもできなかったので残念です」と苦笑いで72ホールを締めくくった。

ちょっと惜しかったなー

尻上がりに調子を上げた自身13年目のシーズン開幕戦。「67」フィニッシュで通算9アンダー、13位での成績以上に好感触もある。「(前日までの)3日間に比べたら、ショットの内容は全然良くなった。パッティングも、入らなかったですけど、良いものが増えてきたので、次に繋がると思います」とエンジンが最後にかかり、納得して終われた。「きのうまでとの差が大き過ぎて、距離感も狙っていくラインも変わり過ぎていた。常にきょうぐらいの状態でね、プレーしたい」とうなずく。

次週はオフにして米本土での戦いに向かう

次は2週後の「ファーマーズインシュランスオープン」(カリフォルニア州トリーパインズGC)を戦う。主力選手が徐々に増えてきても、「フィールドどうこうより、自分の状態をもう少し(上げたい)」と周りに動じるキャリアではない。「アイアンはね、なんとなくできそうかなっていうのは出てきたので。ティショットとグリーン上をしっかりとやっていければ」と一年の始まりに課題を改めて明確にした。(ハワイ州ホノルル/桂川洋一)