「2年目のジンクス」なんて関係ない。楽天宗山塁内野手(22)が18日、鹿児島・徳之島で単独自主トレを公開した。昨季は12…

「2年目のジンクス」なんて関係ない。楽天宗山塁内野手(22)が18日、鹿児島・徳之島で単独自主トレを公開した。

昨季は122試合に出場し、新人遊撃手では44年ぶりにベストナインを受賞するなど、5球団競合の末にドラフト1位で入団した実力を発揮。2年目は相手チームの警戒も高まるが、明大時代は2年時のリーグ戦で春に首位打者、秋に本塁打王に輝き、チームを優勝に導いた吉兆データがある。離島トレからスタートした1年は、さらなる飛躍を遂げる。

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快晴から一転し、南国特有の激しいスコールに見舞われながらも、宗山は生き生きとした表情でノックを受け続けた。「自分の本当に必要なところに集中してできるのは1人でやるのが一番なんじゃないかなと」と、あえて単独トレを選択。股関節周りの使い方をテーマに置きながら充実の日々を過ごす。

プロ入り後初の自主トレ場所は鹿児島の離島の徳之島。宮崎、高知なども候補地に挙がったが、温暖で施設も充実し、何より練習に集中できる環境という点で決めたという。「皆さん温かい人たちばかりで応援してくださってますし、本当にいい環境で、(施設を)1人でぜいたくに使わせてもらっているなと」。サポートしてくれる地元の人たちにも感謝する。

「2年目のジンクス」という言葉があるが、宗山には関係ない。明大2年時のリーグ戦では春が打率4割2分9厘で首位打者、秋が4本塁打で本塁打王を獲得。それぞれ優勝に貢献し、大学日本代表にも選出された。「大学の時も本当に1年目で学んだことを2年目に生かし、いい方向に出た」。プロの舞台でも昨季の経験を糧にする。

1年目はシーズン通して1軍に同行し、122試合に出場。規定打席にも到達して球団ルーキー歴代2位の112安打を放ち、新人遊撃手44年ぶりのベストナインを受賞した。

今季は首位打者、最多安打、ゴールデングラブ賞などのタイトル争いに加わるつもりだ。「どうなるか分からないですけど、間違いなく1個、2個成長したところを見せられるのかなと思う」と自信を示す。「変化を恐れず、いろいろ挑戦しながら、失敗もありますけど、また1つ壁を越えて成長していく、年々どんどんスケールアップしていくイメージはある」。2年目の宗山はすごい-。そう言われるような輝きを放つ。【山田愛斗】