<岩手から新天地へ…花巻東3年生の進路紹介>岩手から新天地へ-。花巻東(岩手)の進路を紹介する。幼少期から早慶戦に憧れて…
<岩手から新天地へ…花巻東3年生の進路紹介>
岩手から新天地へ-。花巻東(岩手)の進路を紹介する。幼少期から早慶戦に憧れてきた千葉琉晟投手は早大(東京6大学)に進学する。森下祐帆内野手は立命大、新田光志朗外野手は近大へと進み、関西学生リーグでしのぎを削りあう。高橋朔太郎投手は法大、浅利渉太投手(いずれも3年)は同志社大の準硬式でプレーを続ける。昨春センバツは8強、同夏は2回戦敗退も初戦でセンバツ準V智弁和歌山を破った。「岩手から日本一」の夢を後輩らに託し、新天地へと羽ばたく。【取材・構成=木村有優】
◇ ◇ ◇
大学でもプレースタイルは変えない。森下は「自分の持ち味である守備と走塁を生かした選手になりたいです」と意気込んだ。小4から遊撃一筋の守備職人は、悔しさを糧に高校でさらに磨きをかけた。3年春の岩手大会初戦では、初回に痛恨の失策。失点にもつながった。「得意の守備で迷惑をかけてしまったので、さらに守備の力を入れるようになりました」。安定感抜群の守備は、幾度となくチームを救ってきた。
高校では愛のある指導に考え方も変わった。「自分たちのためを思って本気で怒ってくれる、向き合ってくれるのは簡単なことではないので、その期待に応えたいと思いました」。いつしか自分だけではなく、誰かのためにプレーする選手になった。「いろんな人に助けられて高校野球をやり遂げたので、その感謝を常に持って大学野球にも励みたいです」。恩返しの活躍を岩手まで届ける。
◆森下祐帆(もりした・ゆうほ)2007年(平19)9月25日生まれ、岩手県大船渡市出身。小2から綾里はまっこスポーツ少年団で野球を始め、東朋中でプレー。花巻東では2年春に初のベンチ入り。177センチ、69キロ。50メートル走6・0秒。遠投90メートル。右投げ右打ち。趣味はギター。