<岩手から新天地へ…花巻東3年生の進路紹介>岩手から新天地へ-。花巻東(岩手)の進路を紹介する。幼少期から早慶戦に憧れて…

<岩手から新天地へ…花巻東3年生の進路紹介>

岩手から新天地へ-。花巻東(岩手)の進路を紹介する。幼少期から早慶戦に憧れてきた千葉琉晟投手は早大(東京6大学)に進学する。森下祐帆内野手は立命大、新田光志朗外野手は近大へと進み、関西学生リーグでしのぎを削りあう。高橋朔太郎投手は法大、浅利渉太投手(いずれも3年)は同志社大の準硬式でプレーを続ける。昨春センバツは8強、同夏は2回戦敗退も初戦でセンバツ準V智弁和歌山を破った。「岩手から日本一」の夢を後輩らに託し、新天地へと羽ばたく。【取材・構成=木村有優】

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文武両道で可能性を広げる。浅利は昨年の全日本大学準硬式野球選手権4強の同志社大で野球を続ける。「野球を続けたい意思と、将来的には社会に貢献出来る仕事をしたいと思っているので、周りの方からもいい影響を受けて成長したいです」。英語にも力を入れるつもりだ。「グローバル化が進んでいて、英語ができることで自分の職業の幅が広がると思っています」と可能性を広げる。

高校での思い出は昨春センバツの準々決勝、健大高崎戦(1-9)。浅利は先発するも、1回持たずに降板した。「自分自身の中で大きな失敗で、足りなさを実感して、自分と向き合うきっかけになりました」。この悔しさは今につながっている。「失敗しない準備の大切さや、対応力を磨くことができました」。ほろ苦い経験を経て、一回りも、二回りも成長した。これからも1歩1歩、前に進んでいく。

◆浅利渉太(あさり・しょうた)2007年(平19)11月4日生まれ、岩手県平泉町出身。長島小で野球を始め、平泉中では軟式野球部でプレー。花巻東では2年春に初のベンチ入り。172センチ、66キロ。50メートル走6・4秒。遠投90メートル。左投げ左打ち。趣味は音楽鑑賞。