<大相撲初場所>◇8日目◇18日◇東京・両国国技館「国技館」72年目にして初の大波乱が起きた。天覧相撲で2横綱2大関が全…
<大相撲初場所>◇8日目◇18日◇東京・両国国技館
「国技館」72年目にして初の大波乱が起きた。天覧相撲で2横綱2大関が全て敗れ、蔵前国技館で初めて実施された1955年(昭30)夏場所以降、初の横綱大関「総崩れ」となった。
天皇、皇后両陛下と長女愛子さまが笑顔で拍手されたご様子とは対照的に、その後方に控えていた日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、時間の経過とともに口を真一文字に結んだ。その様子を見た、ある力士は「理事長の顔が…」。どんどん険しくなる表情に、恐怖心すら覚えた様子だった。
幕内の後半戦、両陛下に終始付き添った八角理事長は、ご様子として迫力ある取組を楽しまれた様子だったことを明かしつつ、お帰りになる間際まで「(力士の迫力に)びっくりされていました」と語った。
一方で両陛下は取組について、懇談の場では具体的にはお話しにならなかったという。総崩れの看板4力士が、天皇ご一家に“気遣われて”しまった歴史的な日。理事長は「今日、みんな負けてしまったからでは」と代弁し、最後まで淡々と取材に応じていた。