<立ち技格闘技RISE(ライズ):195大会>18日◇東京・後楽園ホール元年俸120円Jリーガーの安彦考真(47=Yog…
<立ち技格闘技RISE(ライズ):195大会>18日◇東京・後楽園ホール
元年俸120円Jリーガーの安彦考真(47=Yogibo DATSURIKI GYM)はYO UEDA(53)とウエルター級(-67・5キロ契約3分3R)で対戦し、1回59秒KO勝ちで約1年半ぶりの白星を手にした。会場にはRIZINの榊原信行CEOが訪れており、試合後に同大会出場を猛烈アピールした。
序盤はお互いに探り合う展開が続き、パンチを出しに前に出た相手に安彦が左膝でひと突き。そのままYO UEDAは倒れ込んで動けず、KO勝利となった。
2度目の対戦で再びのKO勝利となり、安彦は「受けてくださったYO UEDAさんに感謝ですし、50歳過ぎてリングに立つのは生半可なことじゃない。彼の生きざま、魂はめちゃくちゃリングで感じたので、素晴らしい選手だと思います。ありがとうございます」と語った。
自身も今年48歳を迎える。「この年齢でリング立っているのも意味があります」と切り出し「この時代をめちゃくちゃ強く生きたいんですよ。僕らが一生懸命になればいろんな事が変えられると思います。何となくな人生を過ごしたらつまらないじゃないですか。僕は40歳を過ぎてJリーガーになって、そのあと格闘家としてプロのリングに立たせてもらっています。みなさんも大変なことがあると思いますが、前を向いて歩き出せば、何かつかみとれるものもあるはずなんです。全員で前を向いていきたい。そのために格闘技があると僕は思っています」と語り、大きな拍手を受けた。
そして客席に座っていたRIZINの榊原氏の方を向くと「僕はJリーガーの引退セレモニーでRIZINに出ますと宣言して失笑を買いました。こんなチャンスがここにあるなんて思ってもいませんでした。今はRISEを背負っていますが、RIZINという場で48歳というおじさんがまだまだみせたいです。ぜひ僕をリングに上げてください!よろしくお願い致します」と呼びかけ、会場も大歓声で盛り上がった。
最後はかつてブラジルにサッカー留学に向かっていたことから恒例の「3、2、1、バモ!」のかけ声で締め、リングを降りると榊原氏とグータッチを交わして会場を後にした。
◆安彦考真(あびこ・たかまさ)1978年(昭53)2月1日、神奈川県生まれ。高校3年時に単身ブラジルへ渡り、19歳で地元クラブとプロ契約を結んだが開幕直前のけがもあり、帰国。03年に引退するも17年夏に39歳で再びプロ入りを志し、18年3月に練習生を経てJ2水戸と40歳でプロ契約。出場機会を得られず19年にJ3YS横浜に移籍。同年開幕戦の鳥取戦に41歳1カ月9日で途中出場し、ジーコの持つJリーグ最年長初出場記録(40歳2カ月13日)を更新。20年限りで現役を引退し、格闘家転向を表明。22年2月16日にRISEでプロデビュー。プロ通算4勝(4KO)1分け4敗。175センチ