<大相撲初場所>◇8日目◇18日◇東京・両国国技館幕内経験者の人気力士で、東幕下11枚目の炎鵬(31=伊勢ケ浜)が、無傷…

<大相撲初場所>◇8日目◇18日◇東京・両国国技館

幕内経験者の人気力士で、東幕下11枚目の炎鵬(31=伊勢ケ浜)が、無傷の4連勝で勝ち越しを決めた。東幕下23枚目の春山を押し倒し。突いては引く動作を繰り返し、相手に圧力をかけさせなかった。瞬時の判断で懐に潜り込み、最後は鮮やかに転がした。十両土俵入り前、最後の取組で、花道を引き揚げた際には、土俵入りに備えていた化粧まわし姿の同部屋、尊富士とハイタッチからガッチリと握手を交わしていた。

取組後は「今日、勝てた喜びを感じています。下からいけた。何でもいいので、自分を信じていこうと思っていた」と、冷静に振り返った。勝ち越しにも「1番1番の積み重ね。ホッとしている場合じゃない」と力強く語った。

現在は自己最重量の「110キロ目前」。詳細には109・7~8キロと、あと200~300グラムで、初体験の110キロに到達するところまできているという。これまでにも、苦手だった白米を食べられるようになったことを、増量できた要因として語っていたが、この日はさらに細かく説明した。

「おいしいお米と、いい炊飯器を紹介していただいたので」。米は「粒が大きくて、おいしいです。産地は…。岐阜だったかな?」と、、詳細な銘柄までは明かさなかったのか、覚えておらず明かせなかったのかもしれないが、数年前に運命的な出会いがあったようだ。「ちょっと高いので、そんなにいつも買えないですが」と漏らすと、当然のように5キロの値段を問われ「1万円ぐらい…」と答え、報道陣を驚かせていた。炊飯器はプレゼントされたものだという。

全勝なら来場所の十両昇進が確実な、幕下15枚目以内の番付で臨む今場所。首の大けがによる7場所連続休場で、序ノ口まで番付を下げたが、残り3番全勝で十両再昇進というところまできた。同部屋の聖白鵬改め寿之富士も無傷の4連勝中で「そういうのも刺激になっている」と、弟弟子と切磋琢磨(せっさたくま)している。勝ち越してなお、次の白星に貪欲で、将来的には体重も「115キロはほしい」と、まだまだ発展途上を強調していた。