広島大瀬良大地投手(34)は19日の合同自主トレ第2クール以降も1クールに1度、ブルペン入りする。昨年10月の右肘手術か…
広島大瀬良大地投手(34)は19日の合同自主トレ第2クール以降も1クールに1度、ブルペン入りする。昨年10月の右肘手術から順調なリハビリを続け、復帰への見通しが立った。「プラン通りに投げられればキャンプに入っても、しっかりと投げられる状態には戻るだろうという感じでいます」。復帰への道筋を描き、キャンプインに合わせていく。
合同自主トレ2日目だった16日に、通常よりも半分程度の傾斜のブルペンで捕手を立たせて30球を投げた。フォームのバランスはまだ良くなかったものの、4カ月ぶりの投球で右手指にはマメができた。力強さが戻ってきた証しでもあった。「普通の30球よりは疲れていますね。あの強度では投げていなかったですし、血豆もできているので。これから指先もつくっていかなきゃいけない」。苦笑いしながらも、充実度がにじんでいた。
今後も1クールに1度の割合でブルペン入りし、問題がなければリハビリを終える。リハビリの一環としてブルペン投球を継続したことがプラスに働いた側面もある。例年は1月にブルペン入りしないだけに、仕上がりが例年よりも早くなりそうだ。「しっかり投げられますよと。アピールしないといけない立ち位置ということも考えながら、やっていこうかなと思ってます」。若手や中継ぎからの先発転向組とのローテ争いに真っ向勝負する構えだ。
今季のローテ争いは“横一線”とされ、大瀬良の立場も安泰ではない。それだけに、早期仕上げを追い風に、1次キャンプで実施される紅白戦での登板にも意欲を示す。「投げられる状態につくっておく。首脳陣から言われることにしっかり対応できるように、勝負できるようにつくろうと思っています」。手術明けということもあり、1次キャンプからの実戦登板は考えにくいが、それだけの強い覚悟を持って調整を進める。4年連続2桁勝利から遠ざかり、自身4度目の手術をへて迎える13年目。完全復活のシーズンと位置付ける。【前原淳】