<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子>◇個人第18戦予選◇18日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサ…

<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子>◇個人第18戦予選◇18日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)

レジェンド葛西紀明(53=土屋ホーム)のミラノ・コルティナ五輪出場の可能性が消滅した。

予選に臨むも112メートルで56位にとどまり、上位50位による本戦進出を逃した。飛び終えると「あのゲート(スタート位置)でちょっと風が足りなかった。ジャンプはそんなに悪くなかったと思うけど」と振り返った。

16日の予選では110・5メートルで55位に終わり、帰宅後、朝5時まで眠れなかったという。「悔しさと怒りが昨日(18日)一日で納めるのが大変だった」。この日のために気持ちを切り替え、夜はランニングして体重調整して勝負の一戦に臨んだ。

本戦2回目進出によるW杯ポイントを獲得できず。五輪代表はこの日までの今季のW杯の成績によって選考するため、代表入りを果たせなかった。「ジャンプの調子自体は悪くはないけど、もうちょっと調子を上げて安定したジャンプができていれば、こういうような失敗とかはないと思うけど、そのへんが去年も今年もうまく調整できていないところがこういう結果につながっている」と受け止める。「せっかくいいチャンスをもらっているのに、生かせていない自分がちょっとふがいなくてムカついている」と話した。

2大会ぶり9度目五輪出場を目指していたが、届かなかった。ただ、前回の22年北京五輪では、開幕約4カ月前の冬のシーズン入り前の21年10月時点で海外遠征メンバー入りできず、五輪出場の可能性が消えていた。当時は「辞める気は毛頭ない」と、すぐに4年後を目指す意向を示していた。

今回は違った。五輪シーズンとなる今季、コンチネンタル杯の遠征メンバーからW杯メンバーにも入るなど、五輪代表争いをギリギリまで演じた。