前広島の田中広輔内野手(36)が17日、マツダスタジアムで会見し、現役引退を発表した。リーグ3連覇に貢献するなど、カー…

 前広島の田中広輔内野手(36)が17日、マツダスタジアムで会見し、現役引退を発表した。リーグ3連覇に貢献するなど、カープを愛し、愛された男が12年を振り返り、思いを語った。以下、主な一問一答。

  ◇  ◇

 -家族など周りの方への相談と、その影響はあったか。

 「相談した人の中には『もういいんじゃないか』『十分やったんじゃないか』と声をかけてくれる方もいたので『そうだよな』と思いながら。僕自身、12年間本当に勝つこと、チームのためにと思いながらやってこられたので、それに対して悔いはないし後悔もないです」

 -引退を決め、家族の反応は。

 「やめると言った時は『本当にお疲れさま』と言ってくれました」

 -年が明け、体を動かさない日々はどうか。

 「動かしてはいたんですけど、気持ちの持ちようが違う。今は、肩の荷が下りたというか、気持ちよく体を動かせています」

 -昨年、合同トライアウトを受けなかった意図は。

 「今はいろんな形でプレーしている姿を見せられますし、その時点でいろんなお話もあったので。最終戦でああやって試合に出て、皆さんに最後の姿を見せる機会を設けていただいたので、それで十分かなと思って受けませんでした」

 -どんなプロ野球人生だったか。

 「自分が思っている以上に充実したというか。優勝も3回しましたし。プレーしている時は、ほぼほぼ辛かったですし、『野球を楽しく』という考えは持てなかったのですが。また違う考えを持ってプレーしていたら、違う結果になっていたのかもしれないですが、本当に良い12年間でした」

 -今後を考える上で、広島を拠点にする。

 「そうですね。息子も小学校に通っていますし、とりあえずは、広島を拠点に置いて動こうかなと思っています」