<「ゴールドラッシュ」アマチュア選手の今後:ショーケース編6>17歳の高校2年生が目指す舞台は、甲子園ではない。松本怜青…
<「ゴールドラッシュ」アマチュア選手の今後:ショーケース編6>
17歳の高校2年生が目指す舞台は、甲子園ではない。松本怜青(れあ)内野手は中学時代にポニー日本代表に名を連ねた実力者だが、都立の小岩に進学後に選んだのは独自の道だった。社会人硬式野球チーム「CLUB REBASE(クラブ・リベース)」で経験を積みながら、高校卒業後は海を渡る選択肢を視野に入れている。
異色の経歴で、アマチュア野球ファンの間では知られた存在だ。中学時代には人気ユーチューバーの番組に出演し、「僕は高校野球をやりません」と語るショート動画が500万回超の再生数を記録。持ち味の打力で柵越えをする動画にも関心が集まり「スーパー中学生」「前例のない挑戦」と話題を集めた。
「もちろん高校3年間という限られた時間の中で甲子園を目指して野球することはすごくすてきなことだと思いますが、僕はそこにあまり引かれなかった」。ショーケースに参加したのは「小さい頃から英語が好きで、大学ではアメリカでプレーしたい」と考えているからだ。
TikTokやインスタグラムを使いこなし、SNSの総フォロワーは3万人を超える。「高校野球をやってないからメディアへの露出が少ないと思ったので、自分から発信していきたいと思って」と定期的な動画投稿を続けてきた。都市対抗本戦出場を目指すというチームで地力をつけるが、最終的な目的地は高校野球に打ち込む同世代と同じだ。
「僕は日本のプロ野球がすごく好きで、応援歌が流れている中で野球をやりたいとすごく思っているのでNPBでプレーしたいです。村上選手のようにNPBで活躍した上で、いつかはMLBでプレーするのが最終的な目標」。身長177センチ、体重85キロの体で木製バットを操り、誰よりも高く、遠くに羽ばたく。【平山連】
◆ショーケース 米大学野球関係者たちに実力を披露する場として、米大手リクルート団体「ファイブ・ツール」が開催した。4日(千葉・ナスパスタジアム)5日(東京・神宮)と行われ、より良い大学への編入を目指す留学中の大学生や、野球留学を目指す高校生らが参加。60ヤード走、遠投、スイングスピード計測、紅白戦などが行われた。