<大同生命SVリーグ女子:大阪M3-0岡山>第13節第1日◇17日◇Asueアリーナ大阪◇観衆1169人SVリーグ2連覇…
<大同生命SVリーグ女子:大阪M3-0岡山>第13節第1日◇17日◇Asueアリーナ大阪◇観衆1169人
SVリーグ2連覇を狙う大阪マーヴェラスが、12位の岡山シーガルズをストレートで破って、通算17勝8敗とし3位を守った。
インフルエンザで前節の2試合を欠場していたアウトサイドヒッター、副主将の宮部愛芽世(あめぜ、24)が復帰。
第1セット途中から出場し、相手に流れが傾きかけた20-17の場面でブロックを決め、第2、3セットも効果的なスパイクで計5得点をマークし、勝利に貢献した。
阪神・淡路大震災から31年のこの日、兵庫・尼崎市生まれの宮部にとって特別な日だった。
「被災された方も(会場に)来られると思う。スポーツって感動を与える、マイナスなことを与えないもの。地域の人たちに感動や勇気を与えたいし、そんな大事なことじゃなかったとしても(観戦して)楽しかったと思ってもらえるようにしたい」
自身が生まれる6年前の出来事だが、「私たちが今、十分にバレーボールができている環境は、当たり前のことじゃない。支えてもらっている方々のおかげなので、そういうところも意識している」と続けた。
前身が名門JTの大阪Mは、大阪市にホームを置くが、兵庫・西宮市が練習拠点。1年前の試合前もチームで黙とうをささげた。
昨季は初代女王に輝いたSVリーグで、今季のレギュラーシーズンでは現在3位にとどまる。昨年12月の皇后杯では5年ぶり2度目の日本一にも輝いており、ここからの反撃で2冠をつかみたい。
「皇后杯は皇后杯で、リーグはリーグ。私たちは今、順位をあまり意識していない。プレーオフへ、勝ちに向けて毎試合、毎試合やるだけ。私たちは最終的にファイナルで勝つことを目標にしています」
今季から副主将も務める大黒柱は、笑顔と平常心でゴールへと向かう。【横田和幸】
◆宮部愛芽世(みやべ・あめぜ)2001年(平13)10月12日、兵庫・尼崎市生まれ。ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ。高校バレーの名門・金蘭会1、2年時は春高バレーで連覇を経験。3年時の19年、女子U20世界選手権に日本代表で優勝。東海大在学中の23-24年シーズンに大阪Mの前身JTの内定選手として出場し、24年に正式入団。22年世界選手権、25年ユニバーシアード日本代表。コートネーム「アメ」。日本代表で3学年違いの姉藍梨(27)は同じSVリーグ姫路所属。173センチ、最高到達点303センチ、足のサイズ26・5センチ。