西武武内夏暉投手(24)には開幕投手のチャンスがある。17日までに、福岡・久留米での合同自主トレに参加。「もちろん狙って…

西武武内夏暉投手(24)には開幕投手のチャンスがある。17日までに、福岡・久留米での合同自主トレに参加。「もちろん狙っていますし、そこはお互い競い合いながら深めていけたらと思います」。堂々と“エントリー”した。

2年連続で大役を務めた今井達也(27)はメジャーへ羽ばたいた。平良海馬(26)はWBC出場が決まり、隅田知一郎(26)にも出場可能性が残る。開幕投手経験者の高橋光成(28)は西武残留が決まったが、西口文也監督(53)は「できればやったことがない投手にやらせてあげたい気持ちもありまして」とも話している。渡辺勇太朗(25)らとともに、武内が有力候補に挙がってくる。

久留米のマウンドで力強く腕を振った。1年前、石垣島自主トレの初日に左肘に違和感。24年の新人王左腕はそのまま、不完全燃焼の1年を送った。とはいえ「12月から取り組んできたものがあったんで、そこは自信があったというか、年末年始もやってきたので不安はなかったです」と、慎重になりすぎずに投げ、堂々と1歩を踏み出した。

高橋の残留はチームへの大きなプラスとはいえ、2年目のジンクスにあえいだ武内の復活は、この先の西武の行く末にも関わる。「注目度も上がるので、そこに立ちたいなっていうのはあります」と開幕にも尻込みしない。そのために万全に。隅田らとスポーツトレーナー鴻江寿治氏(59)の自主トレに参加し、新たなヒントを得て再びキャンプインへ加速。「めっちゃ走ってます」と太ももを触った。【金子真仁】