<大相撲初場所>◇7日目◇17日◇東京・両国国技館西前頭3枚目の伯乃富士(22=伊勢ケ浜)が同体取り直しの末に、横綱豊昇…

<大相撲初場所>◇7日目◇17日◇東京・両国国技館

西前頭3枚目の伯乃富士(22=伊勢ケ浜)が同体取り直しの末に、横綱豊昇龍(26=立浪)に敗れた。

一番目の取組は、土俵際で両者が投げの打ち合い。行司軍配は豊昇龍に上がり、物言いがついて協議の末、同体で取り直しになった。豊昇龍が左手をついたが、同時に伯乃富士の体(たい)が飛んでいたと判断された。

伯乃富士は「自分の中で勝ったと思いました」と正直に言い「横綱の手が見えて、死に体とかではないのかなと、そう思ったんで。横綱に軍配が上がって、物言いがつかないのかなと思ってた。自分が勝ったかなと思ったが、向こうに軍配が上がって、取り直しの可能性も考えました」と続けた。

取り直しの一番に向けて、気持ちは切り替えたつもりだった。しかし、同じようには取れなかった。「お客さんの歓声で盛り上がっている中で、もう1回、冷静に淡々とできなかった。2度目の相撲はどんな相撲を取ったか覚えてません」。

この後、報道陣を通じて、審判長の見解を伝え聞いた。すると伯乃富士は「審判の親方と行司さんがいないと相撲は取れない」と話し、見解を受け入れた。そして「あそこが横綱の強さ。(投げは)頭に入っていて、付け人とアップをしたけど、もう1歩足りなかった。明日は切り替えて頑張ります」と前を向いた。