<ラグビー・リーグワン1部:神戸67-21BR東京>◇第5節◇17日◇兵庫・神戸総合公園ユニバー記念競技場◇観客6049…
<ラグビー・リーグワン1部:神戸67-21BR東京>◇第5節◇17日◇兵庫・神戸総合公園ユニバー記念競技場◇観客6049人
コベルコ神戸スティーラーズがブラックラムズ東京を下し、4連勝とした。95年1月17日に阪神・淡路大震災が発生してから31年。特別な日に勝利を届け、ロックのブロディ・レタリック主将(34)は「忘れてはいけない日。このまちのためにできることはいいプレーをすることなので、その部分は今日できたのかなと思う」とうなずいた。
得意とする、守備からつなぐ攻撃でゲームを制した。
前半3分にSOブリン・ガットランド(30)がPGを決めて先制。同9分にトライを献上したものの、その後は着実にトライとゴールを重ねて34-7と引き離した。27点リードで迎えた後半にも5トライを追加し、神戸としては今季最多得点となる67得点をスコア。トップリーグ以降では初となる「1・17」日の試合開催。最後まで得点を狙う姿勢で会場を沸かせ、観客を盛り上げた。
計4トライでプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたレタリックは、1試合で4トライを挙げたことは「初めて」と明かし「すごく気分がいい」とにっこり。ただ、自身のプレーだけを喜んでいるわけではなく「トライはチームワーク。1人1人がやるべき事をやった結果、誰か一人がスコアするもの。トライがどうというよりかはチームとしてやるべきことをやって勝ち切れたということと、今日という特別な日をこういう形で締めくくれたことがうれしい」と振り返る。
震災の映像を目にしたときは大きなショックを受けた。「トラックが落ちかけていたり、燃えていたり。筆舌に尽くしがたい思いになった」。16日に行われた「阪神・淡路大震災1・17のつどい」にも参加し「風化させてはいけない」という思いが深まった。
デイブ・レニー・ヘッドコーチ(HC)も「まちにとっていちばん大切な日。敬意を表することができるパフォーマンスができた」と納得顔。「ベーシックな部分が高いレベルで遂行できた」と手応えを明かした。
次節は、横浜キヤノンイーグルスと神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場で対戦する。【竹本穂乃加】