広島を自由契約となった田中広輔内野手(36)が16日、現役を引退することを明かした。「現役続行を考えながら動いていた一方…

広島を自由契約となった田中広輔内野手(36)が16日、現役を引退することを明かした。「現役続行を考えながら動いていた一方で、半分は年齢やこれだけプロでプレーしていたので、自分がどういう状況に置かれているのか理解していたので、年内に辞めるという決断はしていました」。今季まで12年プレーした広島球団に報告し、この日メディアを通してファンに報告する形となった。今後については「時間もできたので、ゆっくり考えようかなと思います」と話した。

田中は13年ドラフト3位でJR東日本から入団。2年目にショートにレギュラーに定着し、同学年の菊池、丸とともに上位打線を組み、タナキクマルとして打線をけん引した。16年から3連覇に貢献。17年にはWBCに出場し、シーズンでも盗塁王と最高出塁率のタイトルを獲得した。19年6月20日まで歴代6位の635試合連続フルイニング出場。21年以降は出場機会を減らし、今季はプロ入り最少15試合の出場にとどまった。10月1日に自由契約となることが発表され、同4日のシーズン最終戦に出場。NPBでの現役続行を探っていたが、移籍先が決まらずに決断した。

通算成績は1203試合出場で965安打、打率2割5分6厘、69本塁打、348打点、131盗塁。広島一筋12年に「野球に対して、本当に手を抜かなかったこと。どうやって生き残っていくかを常に考えてやってきたことは誇れることかな」と照れくさそうに笑った。