あるぞ、侍センター周東! ソフトバンク周東佑京内野手(29)が16日、3月に行われる第6回WBCメンバーに2大会連続で選…
あるぞ、侍センター周東! ソフトバンク周東佑京内野手(29)が16日、3月に行われる第6回WBCメンバーに2大会連続で選出された。前回大会の23年は「代走要員」で世界一に貢献したが、侍ジャパンの井端弘和監督(50)は中堅のレギュラー候補と期待。阪神森下ら強力なライバルがひしめくが、2年連続ゴールデングラブ賞の名手がセンターラインを担う可能性は十分だ。チームからは近藤健介外野手(32)と牧原大成内野手(33)が2大会連続、松本裕樹投手(29)が初選出された。
◇ ◇ ◇
周東が侍のユニホームに再び袖を通す。23年に続く、2大会連続での日本代表入り。球団を通じたコメントに日の丸を背負う強い決意がにじみ出た。
「まず、日本代表に選出していただいたことに感謝したいです。自分の持っているパフォーマンスを発揮して、連覇できるように自分の役割を果たしていければと思います」
WBC出場は大きな目標だった。かねてから「断る理由がないです。断るような選手でもないですし、選ばれたい」と意思表示してきた。
23年の前回大会は世界一を経験。スタメン出場は1度もなかったが、代走の切り札として存在感を発揮した。大きな見せ場は準決勝のメキシコ戦の1点を追う9回無死一、二塁。一塁代走の周東は村上宗隆が外野フェンスを直撃させた打球が転々とする間に、長躯激走してサヨナラのホームを踏んだシーンが鮮明だ。だが今回は、控えメンバーから一転するかもしれない。井端監督は「センター周東」構想を思い描いていた。
「(センターの)本職は彼(周東)しかいないです。スタメンっていうところでは十分ありえます」
2年連続でゴールデングラブ賞を獲得した名手。持ち味のスピードを生かした守備範囲は球界屈指だ。近年では打力も上げ、24年には初の規定打席に到達。昨季は故障の影響で96試合出場にとどまったが、1番で何度もチャンスメークし、リーグ連覇と日本一に貢献し、名実ともに、ホークスの顔へと成長した。
現時点の中堅候補には、右翼が主戦場の阪神森下や同僚の牧原大らが挙がる。代表合宿や強化試合でのアピール次第では、周東がドリームチームのセンターラインを担う夢が膨らむ。
小久保監督も代表での活躍に太鼓判を押す。福岡・筑後市のファーム施設を訪れ、新人合同自主トレを視察。周東について「スタメンで出られる選手として(日本代表に)呼ばれるのは、3年前の前回(大会)から彼が成長したってことでしょ」と自信を持って送り出す。世界中の野球ファンが注目する最高峰の大舞台。サムライ周東が走攻守で世界一連覇の一翼を担う。【佐藤究】
○…牧原大が2大会連続で侍ジャパンに選出された。球団を通じ「背負うものは大きいですけど、自分のスタイルで思い切っていければ」と決意を明かした。前回大会はケガの影響で辞退したカブス鈴木に代わって追加招集。だが今回は、昨季育成出身者初の首位打者に輝いた打力を買われ、最初からメンバーに名を連ねた。内外野を守れるユーティリティーも生かし、井端監督の起用に臨機応変に応えていく。
○…近藤が大会連覇への貢献を誓った。2大会連続での代表入り。球団を通じ「連覇が目標となりますし、そこに向けて力になれるようにしたいです。責任感を持って全力で戦っていきます」と意気込みを明かした。前回大会は大谷翔平の前を打つ「2番」で7試合に出場。打率3割4分6厘、1本塁打、5打点で優勝に力を尽くした。日本ハム時代から親交の深い大谷と再共闘に「翔平にはもう1度、頑張ってもらいましょう」と期待を込めた。
○…松本裕が初めて日本代表入りした。昨季はセットアッパーとして51試合に登板し、44ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを獲得。チームのリーグ連覇、日本一へフル回転した。昨秋は侍ジャパンの強化試合韓国戦にも選出され、アピールに成功。念願のWBC出場に向け、球団を通じ「しっかりと自分の役割を果たし、世界一になれるように頑張ります」と決意を明かした。