<大相撲初場所>◇6日目◇16日◇東京・両国国技館東前頭筆頭の一山本(32=放駒)が、関脇霧島(29=音羽山)に押し出し…

<大相撲初場所>◇6日目◇16日◇東京・両国国技館

東前頭筆頭の一山本(32=放駒)が、関脇霧島(29=音羽山)に押し出しで敗れ、5敗目(1勝)を喫した。

一山本が頭を下げて押し込む場面もあったが、最後は引いてしまい、ややもつれるように土俵を割った。しかし、木村晃之助の軍配は一山本。物言いが付き、協議の末、行司軍配差し違えで霧島の勝ちとなった。

一山本は「普通に負けたと思いました。何の物言いか分からず、僕に軍配があがっているのも分かってなかった」と首をひねった。マゲをつかまれた感覚もなく、先に土俵を出た確信があった。ただし「途中、我慢して攻めてたんで、そこは良かったと思います」と前向きな材料も口にした。

この日も、帰り支度は急ぎ気味。午後5時27分に取組があり、物言いや審判団の協議をはさみつつも、同37分には身支度を整えて支度部屋を後にした。

マゲを直してもらいながら取材に応じた際、「早く帰りたいです。職場に長居したくない」ときっぱり。打ち出し後の国技館出口付近の混雑を避けたい理由はどこにあるのか。「結びを終えて帰るお客さんがいた時、僕にサインを求めてくださるお客さんもいるかもしれませんが、早く帰りたいお客さんもいるので、そこをスムーズにしたい」と人気者ゆえの胸の内の一部を明かしていた。