阪神佐藤輝明内野手(26)が念願の夢切符をつかんだ。3月に行われる第6回WBC代表メンバー入りが16日に発表され、背番号…
阪神佐藤輝明内野手(26)が念願の夢切符をつかんだ。3月に行われる第6回WBC代表メンバー入りが16日に発表され、背番号は「7」に決まった。阪神からは森下翔太外野手(25)、坂本誠志郎捕手(32)も選出。先行発表された石井大智投手(28)も含めて国際主要3大会では球団最多の4人が日の丸に選ばれ、全員がWBC初出場となった。打撃を参考にするなど憧れの大谷翔平投手(31)との初共闘も決定。世界の舞台で存分に暴れ、侍ジャパンの2連覇に貢献する。
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佐藤に吉報が届いた。かねて目標だったWBCの代表メンバーに選出。背番号は侍ジャパンに初選出された22年11月の強化試合でもつけた「7」に決まった。日の丸は昨年3月の強化試合オランダ戦以来。プレミア12や五輪を含めた主要3大会は初出場になる。念願の夢舞台へ、感謝と決意のコメントを寄せた。
「このたびは、日本代表に選んでいただきたいへん光栄です。日の丸を背負って夢の舞台であるWBCを戦える喜びと誇りを胸に自分の役割を全うし、全力で頑張ります」
昨季は40本塁打、102打点で打撃2冠を獲得。2年ぶりのリーグ制覇に導き、セ・リーグMVPにも輝いた。球界屈指のパワーを買われて堂々の選出。井端弘和監督(50)も大きな期待を寄せた。「今の日本の球界では、間違いなく一番の飛距離を持つ選手かなと思っています。昨シーズンは確実性も加わってきて、一発長打というところですごく期待しています」。
今季からメジャーに挑戦するブルージェイズ岡本やホワイトソックス村上も出場意欲を示している。超ハイレベルなメンバーがそろう日本のサード。井端監督は「(佐藤は)内野も含めて外野も、なんかあった時と言ったらあれですけど。プランの中では内野コーチ、外野コーチを含めて考えています」と明かした。昨季も27試合は外野で出場。22年11月の強化試合でも右翼を守った。内外野をこなせる特長は、国際大会でも大きな武器になりそうだ。
大谷のフォームを参考に打撃をつくり上げ、飛躍につなげた昨季。映像などで研究し、打席前にしっかり体を回すルーティンも参考にしてきた。将来的なメジャー挑戦志望も持つ中で、憧れの存在といよいよ初共闘。さらなる進化へ、直接対話で吸収できることも多そうだ。井端監督も伸びしろに太鼓判を押した。
「昨年以上(の成績)を出せると思っています。まだまだ発展途上の選手。40(本塁打)じゃなく、50と。もっともっと目指してほしいなと思います」
世界一連覇からのセ・リーグ連覇と日本一を目指す26年。「喜びと誇り」を胸に、タテジマから世界最高峰に挑む。【波部俊之介】
◆佐藤輝と日本代表 プロ2年目の22年11月の強化試合で侍ジャパンのトップチームに初選出され、オーストラリア戦など4試合で13打数2安打2打点。23年11月にはアジアプロ野球チャンピオンシップに出場。韓国戦など2試合で7打数無安打1打点だった。3度目の代表入りとなった25年3月の強化試合オランダ戦は、2試合で5打数1安打1打点。日の丸でまだ本塁打はない。近大2年時には日米大学野球選手権(米国)とハーレム国際(オランダ)に出場した。