米大リーグフィリーズとマイナー契約を結んだ誉(愛知)のモレチ・アレシャンドレ投手(3年)が16日、愛知・小牧市内の同校で…

米大リーグフィリーズとマイナー契約を結んだ誉(愛知)のモレチ・アレシャンドレ投手(3年)が16日、愛知・小牧市内の同校で会見を行い、家族に感謝の思いを伝える場面もあった。会見を涙ながらに見守った日系ブラジル人の母クリスティアネさん(52)と取材中に抱擁し、手をつないで写真に納まった。

契約書にサインを交わした18歳。「めちゃくちゃ緊張しました。ここに至るまでの周囲の支えや、思いのこもったサインでした」。

「家族なしでは頑張れなかった。かけがえのない存在です」。愛知・小牧市育ちで地元一筋。両親の支えを受けられることも市内の高校を選んだ理由の1つだった。成長期ながらも野菜が苦手だったが、自宅や学校で食す母の味で約25キロに迫る増量を成功させた。

献身的なサポートは、父パウロさん(49)も。少年野球時代から送迎を担い、現在も毎回わが子が掲載された紙面を親戚の住むブラジルに送るためにコンビニを駆け回り、5、6部購入。活躍の姿を、親族一同に届けている。「自分の第一のファンです」とアレシャンドレ投手。「家族には『今までありがとう』、『これからもよろしくお願いします』と伝えました」。

メジャー昇格を目指して大志を抱く18歳。家族からの愛を力に変えていく。