<大相撲初場所>◇五日目◇15日◇東京・両国国技館【映像】負けた力士が思わず“微笑んだ”珍決着 大相撲初場所五日目、目を…
<大相撲初場所>◇五日目◇15日◇東京・両国国技館
大相撲初場所五日目、目を疑うような「優しすぎる」決着が生まれた。かつての名横綱の名を継承した“超新星”が、圧倒的な実力差を見せつけながらも、相手力士を抱きかかえるようにして土俵の外へ。あまりの強さに敗れたベテラン力士が思わず笑顔を見せるとファンからは「想像の10倍優しかった」「いい思い出だね」と称賛、なぜか納得の声まで寄せられた。
注目を集めたのは、序ノ口十九枚目の旭富士(伊勢ヶ濱)。モンゴル出身の23歳で、第63代横綱・旭富士(現・宮城野親方)のしこ名を継承した角界期待の逸材だ。外国出身力士枠の都合でデビューまで約4年半を要したが、その実力は既に関取衆を凌ぐとも囁かれている。
対するは、平成十九年九月場所が初土俵という41歳の大ベテラン序ノ口十五枚目の東浪(玉ノ井)。立ち合い、旭富士は鋭く踏み込むと、相手を突き飛ばすのではなく、左右の腕でしっかりと東浪を抱え込んだ。そこから、まるで貴重な物を扱うかのようにゆっくりと、しかし抗う余地を一切与えないパワーで東浪を土俵の外へ。寄り切りで完勝を収めた。
その際、旭富士の怪力に手も足も出なかった東浪は、土俵を割りながら「わはは」と言わんばかりの満面の笑みを浮かべた。若き超新星の規格外のパワーに、恐怖ではなく清々しさすら感じたようなその表情に、ABEMAファンも即座に反応。「東浪、笑ってた」「本気ではないのにこの強さ」「ごめんごめんって言ってるみたい」といった反響が寄せられた。
将来の出世が確実視される旭富士と対戦し、取り組み中としては珍しい表情で笑みを浮かべた東浪に対して、ファンからは「もう二度と当たることない」「いい記念だね」といった納得の声も。実力差が生んだ、どこか温かみのある珍決着に、館内からも大きな拍手が送られていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)