野球殿堂博物館は15日、都内で今年の野球殿堂入りを発表し、コーチ、監督経験者らを対象とする「エキスパート表彰」で栗山英樹…
野球殿堂博物館は15日、都内で今年の野球殿堂入りを発表し、コーチ、監督経験者らを対象とする「エキスパート表彰」で栗山英樹氏(64)を選出した。 「プレーヤー表彰」「特別表彰」に該当者はなく、栗山氏ただ1人の殿堂入りとなった。日本ハム監督として16年に日本一を達成し、大谷翔平の二刀流を後押し。23年には侍ジャパン監督としてWBC世界一を成し遂げた。「才能ではなく、多くの人の思いが人を育てる」という指導者人生が、殿堂入りという形で評価された。
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【栗山英樹氏年表】
61年 4月26日、東京都小平市で生まれる。小学生時代に軟式野球を始め、中学時代には地元の硬式野球クラブに所属。
77年 憧れの原辰徳氏がいた東海大相模と迷った末、創価に進学。3年時は主将兼エースも、甲子園出場はなし。
80年 東京学芸大に進学。小中高の教員免許取得。投手兼内野手で通算25勝8敗、打率3割9分5厘。
83年 元大毎でキャスターの佐々木信也氏の勧めで入団テストを受け、ドラフト外でヤクルト入団。
84年 10月8日大洋戦(神宮)で初出場。秋に両打ち転向。
86年 6月から外野のレギュラーを担い、規定未満ながら打率3割1厘。
88年 外野手に登録変更。ケガで出遅れるも、90試合で打率3割3分1厘。
89年 主にセンターを守り、ゴールデングラブ賞受賞。6月4日中日戦(神宮)で1試合4犠打のプロ野球タイ記録。
90年 右肘痛など体調を理由に現役引退。
91年 キャスターに転身し、テレビ朝日「スポーツフロンティア」でキャスターデビュー。
04年 白鴎大の助教授に就任。現在は休職中も、特任教授として在籍。
12年 日本ハム監督就任。指導歴なく就任も、いきなりリーグ優勝。オフのドラフトで大リーグ挑戦を明言していた花巻東・大谷翔平を1位指名。
16年 最大11・5ゲーム差を逆転してリーグV。広島との日本シリーズも制し、球団10年ぶり3度目の日本一。正力松太郎賞受賞。
21年 4月10日オリックス戦で大沢監督を抜く球団最多の監督通算632勝目。3年連続Bクラスとなり、オフに監督退任。12月に侍ジャパン監督就任。
23年 3月の第5回WBCで米国を破り3大会ぶり3度目の優勝。5月に退任。正力賞の特別賞受賞。
24年 日本ハムのチーフ・ベースボール・オフィサー就任。