<大相撲初場所>◇5日目◇15日◇東京・両国国技館横綱大の里(25=二所ノ関)が、薄氷を踏むような勝利を挙げた。東前頭3…

<大相撲初場所>◇5日目◇15日◇東京・両国国技館

横綱大の里(25=二所ノ関)が、薄氷を踏むような勝利を挙げた。東前頭3枚目の隆の勝(31=常盤山)のはたきに泳ぎ、土俵を割りかけた。瞬時に向き直り、ギリギリで突き落とし。自身も土俵下に落ちる際どさだった。

「ん~、内容は良くないですけど、連敗しなくてよかった」。残っていた自信はあったという。先場所は10日目から義ノ富士、隆の勝に連敗し、今場所も同じ順番で対戦。「先場所も同じ組み合わせだった」と嫌な意識もあった。危ない場面もあったが、持ち前の運動神経で勝ちきる良さも出た。

昨年九州場所での左肩脱臼の影響から、場所前は万全とは言いがたかった。しかし、序盤戦は4勝1敗。「5日間で4勝というのは、場所前からすれば想像していなかった」と本音を漏らし「しっかり反省してもう1回集中してやっていきます」と今後を見据えた。

▽八角理事長(元横綱北勝海) 大の里はいなされて焦った。8日目まで2敗ならいいという気持ちでいけばいい。豊昇龍は投げにいかなかったのが良かった。安青錦は気持ちが強い。勝っても負けても自分の相撲を貫いている。