<大相撲初場所>◇5日目◇15日◇東京・両国国技館史上最強の新弟子が、敏腕ちゃんこ長に勝った。東序ノ口19枚目の旭富士(…
<大相撲初場所>◇5日目◇15日◇東京・両国国技館
史上最強の新弟子が、敏腕ちゃんこ長に勝った。
東序ノ口19枚目の旭富士(23=伊勢ケ浜)は、同15枚目の東浪(41=玉ノ井)を寄り切り、序ノ口デビューから3連勝とした。立ち合いから左四つで組み止めて寄り切り、2連勝同士の対決を制した。
東浪は「やれるだけで光栄。昨日は緊張して1、2時間しか眠れなかった。間違えて、ちゃんこ番のメガネをかけてきてしまいました」と心境を口にした。
出番前、弟弟子の天昇山に旭富士が「今日は連勝中の相手だからがっちりいこう」と東浪に聞こえるように言っているのが耳に入った。天昇山からは「兄弟子が勝てば、(1敗同士となって旭富士と)決定戦ができます」とプレッシャーをかけられたという。
玉ノ井部屋のちゃんこ長としても知られる東浪は「ちゃんこを作る方が楽。今日は8時には寝られそうです」と重圧から解放されていた。
◆旭富士英毅(あさひふじ・ひでき)本名・バトツェツェゲ・オチルサイハン。2002年(平成14年)5月17日生まれ、モンゴル・ウランバートル出身。18年春に来日し、神奈川・旭丘高に留学、相撲部に入部。卒業後の21年春に、伊勢ケ浜部屋に入門。外国人枠の問題でデビューが遅れたが、研修生の間に実力をつけた。25年秋場所の新弟子検査を受検し、同年九州場所初土俵。実力が見込まれ、先代師匠(元横綱旭富士)からしこ名を継承した。すでに部屋の関取衆とは稽古場で互角以上にわたりあっている。185センチ、150キロ。