才木の再来!? 阪神ドラフト4位の早瀬朔(さく)投手(18=神村学園)が14日、SGLで初めてブルペン入りした。新人合同…

才木の再来!? 阪神ドラフト4位の早瀬朔(さく)投手(18=神村学園)が14日、SGLで初めてブルペン入りした。新人合同自主トレでのタテジマ第1投は、約8割の出力で捕手を立たせて26球。プロ仕様のマウンドを初めて体験し、充実感をにじませた。

「マウンドの確認と、プロのブルペンの土の硬さを確認できた。本気で投げるということではなく、しっかり確認の意味で投げました。高校野球の土と違って硬かった。今日学べてよかったと思います」

左足を高く上げて投じる躍動感のあるフォーム。荒削りながら力のあるボールに、横川雄介ブルペン捕手(41)は「浩人(才木)も最初こんなんやったかなという感じはする。球は元気だけど、暴れてというか」とイメージを重ね合わせた。今季唯一の高卒新人。同じく高卒から駆け上がった先輩右腕は、早瀬にとってかねて憧れてきた存在。大きな背中を目標に「才木化計画」を進めていく。

まずは体づくりだ。現在は185センチ、79キロ。目標として掲げるのは約10キロ増加の90キロ到達だ。体重は増えにくい体質。1度に食べるのではなく、間食を活用した作戦で大きな体を目指す。「1回で食べるより、コツコツちょっとずつ分けながら食べるのも増やす方法だと思うので。バナナが好きなので、バナナとか」。

才木も入団時の体重は79キロだった。身体が細かったが、プロ10年目を迎えた現在は92キロまで増量。球威の源となっている。早瀬も現段階の体重は尊敬する先輩と同じ。「バナナ大作戦」で計画的なパワーアップを目指していく。

12日には才木のキャッチボールも見学。遠投でも、変わらず低く伸びるボールに感動したという。

「前からすごいと分かっていたんですけど、実際見てみるともっとすごくて。ああいうボールを投げてみたいなと思いました」

焦らずじっくり、先輩の足跡を追いかける。【波部俊之介】

◆早瀬朔(はやせ・さく)2007年(平19)8月30日生まれ、兵庫県丹波市出身。東小2年から西脇ワイルドキッズで野球を始め、氷上中では神戸中央シニアに所属。神村学園では2年春夏、3年夏に甲子園出場。昨秋高校日本代表入りし、U18W杯で準優勝に貢献。目標選手は阪神才木浩人。右投げ左打ち。185センチ、79キロ。最速151キロ。好きな食べ物はラーメン。