フィギュアスケート女子でミラノ・コルティナ五輪代表の中井亜美(17)=TOKIOインカラミ=が14日、練習拠点としてい…

 フィギュアスケート女子でミラノ・コルティナ五輪代表の中井亜美(17)=TOKIOインカラミ=が14日、練習拠点としている千葉・船橋市の三井不動産アイスパーク船橋で練習を公開した。ミラノ五輪開幕まで約3週間。大技を磨きをかけていく中、モチベーションとなったのは1冊の本に記された浅田真央さんの言葉。憧れの存在を追い、“真央ロード”でのメダル獲得を誓った。

 日本代表を象徴するサンライズレッドのジャージーに袖を通し、“真央ロード”を進む。中井は「緊張感もあるけど、ワクワクの方が大きい。メダルを取れるような練習をして本番で良い演技をしたい」と、初五輪でのメダル獲得を誓った。

 30分間の公開練習には40社75人の報道陣が集まった。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度跳び、いずれも成功。「オリンピックや大きな舞台では安定感が必要。そこの改善をメインにしている」と、大技に磨きをかけている。

 憧れの人の言葉がモチベーションとなっている。浅田さんは2010年に四大陸選手権で優勝し、同年のバンクーバー五輪で銀メダルを獲得した。最近読み返した本の中に「四大陸選手権で勢いをつけてオリンピックに行きたい」という浅田さんの当時の心境がつづられた言葉を見つけた中井は、「自分もそういうふうに勢いをつけていけたら」と自らを重ね合わせた。自身も22日からの四大陸選手権(北京)を経てミラノに向かう。

 五輪ではトリプルアクセルをSP、フリーともにこれまで通り1本ずつ組み込む。フリーについては「1本でも149点が出せる。しっかり戦える」と、好調ぶりに自信をみなぎらせた。

 浅田さんを見て、始まったスケート人生。「大舞台ですごく輝いている姿を見た。自分も最高に輝いている姿を皆さんに見てもらって夢を持っていただける演技をしたい」。期待の17歳が五輪舞台で存在感を放つ。

 ◆中井亜美(なかい・あみ)2008年4月27日、新潟県出身。浅田真央さんに憧れて5歳で競技を始め、21年に千葉県に拠点を移し、中庭健介コーチの指導で成長した。23年世界ジュニア選手権3位。シニア本格参戦の今季、GPシリーズ開幕戦のフランス大会で日本女子史上3人目の初出場優勝を果たした。ファイナルは日本勢トップの2位。全日本選手権で4位となり、五輪代表入りを決めた。通信制の勇志国際高千葉2年。150センチ。