本格始動! カブス鈴木誠也外野手(31)が14日、今年初めて屋外での打撃練習を行った。まだ試運転段階ながら、白球は沖縄の…
本格始動! カブス鈴木誠也外野手(31)が14日、今年初めて屋外での打撃練習を行った。まだ試運転段階ながら、白球は沖縄の青空を切り裂いた。逆風が吹く中、柵越えは3連発含む16本。正面から撮影した映像を確認しながら約40分、黙々とバットを振った。
例年は古巣広島の選手たちと合同トレを行ってきたが、今年は1人で自主トレを続ける。昨季は大きなけがもなく、米国4年目で初めてシーズンを完走。さらにポストシーズン8試合にも出場し、計683打席に立った。長距離移動と連戦続きのシーズン完走は心身ともに疲労度が想像以上だった。
自主トレではウエートトレーニングからアジリティのトレーニングまでメニューは細かく、多岐にわたる。新境地に足を踏み入れた昨季をへて、課題とテーマを明確にした。スイング量は、例年に比べて少ない。それも想定内。「あれだけ試合に出た経験がなかった。今までは100の力を出そうと100%の力を出してたけど、50%、60%で100の力を出せれば。無駄のない動きで、疲れないようにしないといけないと感じた」。昨季終了後に話していたことを実践する。
昨季は、日本人右打者で初の30本塁打100打点をマークした。賛辞を贈る周囲と自己評価に温度差はある。ただ、これまで「中距離打者」と表現してきた自身の打者像を今は「長距離打者」と自覚する。新たに設定した理想に向け、大きな1歩を踏み出した。